100年以上の歴史で「1位、4位、6位」も記録した今永昇太 まだまだある驚愕の数値に米注目

パイレーツ戦に先発したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
パイレーツ戦に先発したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

防御率0点台…デビューから快投を見せる今永

■シカゴ 1ー0 パイレーツ(日本時間19日・シカゴ)

 カブスの今永昇太投手が記録的快投を見せている。18日(日本時間19日)、本拠地・パイレーツ戦に先発し、7回4安打7奪三振無失点の好投で防御率はメジャートップの0.84に。デビューから9先発(オープナーを除く)での防御率の記録を更新した。

 これまでの記録は1981年のドジャースのフェルナンド・バレンズエラ投手の0.91だった。それを更新しただけではなく、MLB公式のサラ・ラングス記者によると、両リーグで自責点が公式記録になった1913年以降、デビュー年など関係なくシーズン最初の9先発登板で、防御率0.84は歴代6位となった。

 極端に飛ばないボールから変更されたライブボール時代(1920年以降)に絞れば、歴代4位となる。

 今永はデビューから9試合で計53回2/3を投げて自責点はわずか5。7戦目を終えて防御率は1.08まで上がったが、前回登板のブレーブス戦では5回無失点の好投でまたも0点台に乗せた。もちろん防御率は現在メジャートップ。これまでの記録を持っていたバレンズエラは、同年は13勝7敗、防御率2.48で新人王に輝いているが、今永も同じ道を歩むことができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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