元広島右腕がマーリンズと契約 2年で戦力外→中村来生が米挑戦「身の引き締まる思い」
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育成選手として広島で2年間プレー「カープでの経験を活かしながら」
米国を拠点に活動する「アジアンブリーズ」は19日、元広島の中村来生(らいせい)投手がマーリンズとマイナー契約を結んだと発表した。21歳の長身右腕が、メジャーの大舞台を目指す。
中村は2021年の育成ドラフト3位で広島に入団。身長190センチの長身右腕で、支配下登録されることなく、2023年10月に戦力外通告を受けていた。2024年はアジアンブリーズに参加し、6試合で6回無失点、4奪三振の好投を見せていた。
中村は「マイアミ・マーリンズさんに新たな機会を頂いたことに感謝いたします。改めて、身の引き締まる思いです。カープでの経験、これまでサポートを頂いた方々のアドバイスを活かしながら、挑戦を続けていきたいと思います」と意気込んだ。
アジアンブリーズの色川冬馬CEOは「この度、中村来生投手がアジアンブリーズから新たな道を切り拓いて下さいました。日本やアメリカの独立リーグという選択肢もありましたが、成長過程にある彼の現状を考えると『勝つことのプレッシャーの薄い環境』でプレーを続けて欲しいと考えていました。MLB30球団では、それぞれ独自の育成システムが御座います。その環境のなかで、大きく彼らしく成長して欲しいと期待しております」とコメントした。
(Full-Count編集部)
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