大谷翔平は“リーグ8冠”…わずか1日で首位打者奪還 サヨナラ打でMLBトップ打率.353

サヨナラ打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
サヨナラ打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

4打数2安打1四球1打点の活躍で打率.353とし、コントレラスを抜いた

■ドジャース 3ー2 レッズ(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が首位打者に再浮上し、リーグ8冠とした。19日(日本時間20日)に本拠地で行われたレッズ戦に「2番・指名打者」で出場し、移籍後初のサヨナラ打。4打数2安打1四球1打点の活躍で打率.353とし、ウィルソン・コントレラス(ブルワーズ)を抜き、メジャートップに返り咲いている。

 同点で迎えた10回2死一、二塁で、相手守護神のディアスと対戦。追い込まれたがファウルで粘ると、6球目の内角低めフォーシームを捉えた。一、二塁間を破ると、二塁走者のヘイワードが生還。笑顔でチームメートとハイタッチすると、大量の水をかけられる手荒い祝福を受けた。球場は大歓声に包まれた。

 前日18日(同19日)の試合終了時点で首位打者から陥落したが、わずか1日で再浮上。スティーブン・クワン(ガーディアンズ)が規定打席を割ったため、メジャー全体でもトップ。安打(66)、本塁打(13)、打率(.353)、長打率(.658)、OPS(1.081)、長打(30)、塁打(123)、ISO(.305)で1位だ。

 また、本塁打王争いではリーグ単独トップをキープしているが、ア・リーグではガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)とカイル・タッカー(アストロズ)と揃って15発まで伸ばした。大谷とのデッドヒートにも注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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