元広島右腕が“事実上の戦力外”に 35歳で実力発揮も…防御率6.85で「ひどく苦戦」

ツインズをDFAとなったジェイ・ジャクソン【写真:ロイター】
ツインズをDFAとなったジェイ・ジャクソン【写真:ロイター】

ツインズが発表…3年間広島でプレーしたジャクソン

 ツインズは19日(日本時間20日)、ジェイ・ジャクソン投手をDFA(事実上の戦力外)としたことを発表した。2月に1年150万ドル(約2億3400万円)で契約して加入も、17試合で防御率は6.85だった。

 広島1年目の2016年は、67試合に登板して5勝4敗37ホールド、防御率1.71の大活躍。2017年は30ホールド、2018年も25ホールドを記録してブルペンを支えた。

 2019年はブルワーズでプレーすると、2020年にはロッテで日本復帰。しかし、7月8日に本人からの申し入れで突然の契約解除となった。10日に大麻取締法違反(所持)の疑いで広島県警に逮捕されたが、8月4日に証拠不十分のため不起訴となった。

 その後はレッズのマイナー、ジャイアンツ、ブレーブスと渡り歩き、昨季はブルージェイズとのマイナー契約からメジャー昇格を勝ち取る。25試合に登板して3勝1敗1ホールド、防御率2.12。35歳にしてメジャーのキャリアで最高の数字を残していた。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、すでに4被弾していることや、長打を浴びることが多いと指摘。「今シーズン登板した17試合でひどく苦戦した。リリーフを必要とするチームは興味を持つかもしれないが、契約を負担するウェーバー経由での獲得を名乗り出るチームはいないだろう」と説明している。

(Full-Count編集部)

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