敵軍に“対大谷左腕”が出現? 救援、救援、先発…3日連続で対戦も「いい気分だ」
大谷と3日連続で対戦したマンティプリー「アウト奪えていい気分」
■Dバックス 6ー0 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)
ダイヤモンドバックスのジョー・マンティプリー投手は22日(日本時間23日)、敵地・ドジャース戦の7回2死で4番手で登板し、大谷翔平投手を一ゴロに抑えた。左腕は大谷と同一カードで3試合連続の対戦。「間違いなくいい気分だよ」と話した。
マンティプリーは同カード初戦の20日(同21日)に先発。初球のシンカーをバント安打にされた。翌21日(同22日)には8回1死から対戦。内角の厳しいカーブで右飛に仕留めた。続くフレディ・フリーマンもカーブで一ゴロに抑えた。
そしてこの日、7回2死で登板。大谷とは3日連続の対戦となった。再び内角に今度は89.2マイル(約143.6キロ)のシンカーを投げ込み、結果は一ゴロ。3登板とも全て初球で決着がついた。
セーフティバントこそあったが、長打を許さず。「通常、彼は積極的だから、打ちやすい球を投げないようにした」とプランを明かした。「誰と対戦しても、このリーグで投げることは難しい。もちろん彼は素晴らしい選手だ。素晴らしい選手とは毎日のように対戦するけど、私の持ち球が上手くマッチした」と安堵した。
3日連続で長打のあるリーグ首位打者と対戦。嫌ではないのか――。そう思ったが左腕は笑顔だった。「彼からアウトを奪えていい気分だ。彼はこのリーグで最高の選手の1人であり、おそらく(歴代)史上最高の選手の1人にもなるだろう。だから、間違いなくいい気分だよ」。楽しんでいたようだった。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)