4月の大谷翔平を圧倒…ジャッジが叩き出す断トツの「30」 62発シーズン上回る記録的な5月

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(右)【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(右)【写真:ロイター】

「バレル」の打球を放った回数…2015年の計測以降で断トツ

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、記録的な1か月を送っている。26日(日本時間27日)の終了時点で、5月は打率.369、11本塁打21打点、OPS1.400をマークし、月間MVP最有力。米記者は、リーグ記録となる62本塁打を放った2022年をも凌ぐ驚きの記録を紹介している。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は、打球角度と打球速度の理想の組み合わせである「バレル」の打球をどれだけ放ったかを紹介。ジャッジは、スタットキャストでの計測が始まった2015年以降、月間(暦月の1か月間)最多となる30本を記録している。

 2位は2023年4月のマット・チャップマン内野手(ジャイアンツ)で24、3位が2017年のジャッジで22本、4位タイで2024年4月の大谷翔平投手(エンゼルス)、2023年6月の大谷、2023年5月と2022年9月のジャッジが21本で並んでいる。

 ホームランバッターとしてバレルを量産できる絶好調の状態であるジャッジ。月間OPS1.400は、2022年も2023年も20試合以上出場した月では達成したことがない。5月は残り4試合あるが、どのような成績で終えるか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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