大谷翔平、初の首位打者に“難敵” 「.391」で猛追…天才27歳が「流石やな」

パドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】
パドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】

序盤は不調も…パドレス移籍後、絶好調のアラエス

 2年連続首位打者が本領発揮だ。パドレスのルイス・アラエス内野手は26日(日本時間27日)の本拠地ヤンキース戦で2安打をマークし、今季出場した53試合で23度目となるマルチ安打とした。打率は.335で、両リーグトップのドジャース・大谷翔平投手(.336)に迫っている。

「1番・一塁」で出場すると、第2打席では右前打、第4打席では中前適時打を放った。5打数2安打で打率をわずかに上げて.335とし、ドジャースのムーキー・ベッツ内野手に次いでリーグ3位としている。

 昨季は打率.354をマークして2年連続の首位打者に輝いた27歳。イチロー氏(現マリナーズ球団会長付き特別補佐兼インストラクター)からも評価されており、2022年には対面を果たしている。

 3日(同4日)にマーリンズからパドレスにトレード加入して以降は絶好調。移籍時点では打率.299も、移籍後の20試合で打率.391、出塁率.418、OPS.889をマークしている。安打数は75本で、大谷を抜き去った。天性のバットコントロールで三振が少なく、今季はいまだ14回しか三振していない。5月に限っては23試合で3つだけで、ナ・リーグの打率トップ30選手の中では最少で、異様なほどの少なさだ。

 大谷が首位打者争いに絡んでいることもあり、ネット上では「アラエスえぐい」「アラエス流石やな~」「アラエス序盤絶不調だったのに、気づけばもう大谷翔平と打率並んだな」「アラエスの安定感エグい」と安打製造機の動向に注目する声があがっている。

(Full-Count編集部)

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