2207億円の補強も…ド軍は“トレードが必要” 米メディア進言、獲得候補は36歳

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

地区首位のドジャース…課題は外野と下位打線

 ドジャースは28日(日本時間29日)の試合を終えて、ナ・リーグ西地区の首位に立っている。新加入の大谷翔平投手、山本由伸投手らが活躍しているが、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「オフに14億ドル(約2207億円)を費やしても、トレード期限に対処すべき必需品あり」と、更なる補強を進言した。

 2位のジャイアンツに6.5ゲーム差をつけて快走しているが、課題はある。「ドジャースの外野、(マンシーがIL入りの中では)6〜9番の無益さが大きな問題のひとつだ」。上位打線にはムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手ら球界トップクラスの選手が並ぶ一方で、下位打線と外野を守る選手のバッティングは課題となっている。

 新加入のテオスカー・ヘルナンデス外野手は12本塁打を放つ活躍を見せているものの、残りのポジションは流動的。同メディアは、アンディ・パヘス外野手、ミゲル・バルガス外野手、ジェイソン・ヘイワード外野手、ジェームズ・アウトマン外野手(現在3Aオクラホマシティでプレー)のうち、少なくとも2人が台頭して堅実な貢献をするのが「理想だ」と指摘。そして、「そうなったとしてもトレード市場で外野手獲得を模索するのが賢明だ」と言及している。

 7月30日(同31日)のトレード期限が迫ると、各球団の動きが活発となる。同メディアは、「組織内の何人かが(彼を)気に入っている」とし、ホワイトソックスの36歳、トミー・ファム外野手を獲得候補にあげた。今季は.294、3本塁打12打点、OPS.773をマークしている。

(Full-Count編集部)

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