大谷翔平14号、ロバーツ監督が感じていた“予兆” 第1打席で発見「強い打球を放った」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

大谷は14号2ランを放つなど5打数2安打

■ドジャース 10ー3 メッツ(日本時間30日・ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・メッツ戦に「2番・指名打者」で出場し、8回に14号2ランを放つなど5打数2安打1本塁打3打点だった。デーブ・ロバーツ監督は「初回に彼は本当に強い打球を打ったと私は思った」と第1打席での打球を評価した。

 8回2死二塁で迎えた第5打席で、10試合、46打席ぶりとなる一発を放った。左翼スタンドへ打球速度103マイル(約165.8キロ)、飛距離380フィート(約115.8メートル)、角度34度のアーチをかけ、これで16本塁打でリーグトップを走るブレーブスのマルセル・オズナ外野手に2本差に迫った。

 走者が得点圏にいる場面で本塁打を放つのは今季初めて。ホームインする大谷はホッとしたような表情を見せた。

 初回の第1打席は左翼へライナー性を放ったが、惜しくも阻まれアウトに。指揮官は「初回に彼は本当に強い打球を打ったと私は思った。(左翼手)テイラーは凄くいいプレーをした」と、状態の良さを感じとっていた。大谷は100%の状態かと問われると「打球を上げて、逆方向にHRを放った。今日彼の打球が上がると、私はちょうど感じていたんだよ」と話した。

(Full-Count編集部)

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