韓国右腕が2か月で“事実上の戦力外” 開幕日に「屈辱」の降格…米分析「魅力が激減」

マーリンズからDFAとなったコ・ウソク【写真:Getty Images】
マーリンズからDFAとなったコ・ウソク【写真:Getty Images】

開幕戦が行われる3月20日にマイナー降格

 マーリンズは30日(日本時間31日)、コ・ウソク投手をDFA(事実上の戦力外)としたことを発表した。今季からメジャー挑戦も、開幕直前にマイナー降格となり、17試合に登板して防御率3.80だった。

 2022年、KBO(韓国プロ野球)のLGで42セーブを挙げてタイトルを獲得。韓国通算139セーブをマークし、2023年春のWBCでは韓国代表としてプレーした。昨オフにポスティングシステムを利用してパドレス入りしたが、地元・韓国での開幕戦が行われる3月20日にまさかのマイナー降格。当時、韓国メディア「マニアタイムズ」は「こんな屈辱があるのか!」と報じていた。

 そして、マイナーの開幕は2Aで迎え、5月4日(日本時間5日)にはルイス・アラエス内野手とのトレードでマーリンズに移籍していた。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「トレードのパッケージに入れられたことは、加入した当初より(ウソクの)魅力度が(パドレスにとって)激減したことを示している」と指摘している。

 トレード移籍後、マーリンズ3Aでは7試合で防御率3.00とまずまずの投球を見せていたものの、同サイトは「三振を奪った割合は8.3%に留まった」「KBO時代は最速98マイル(約157.7キロ)だったが、パドレスのキャンプではわずか最速95マイル(約152.9キロ)だった」と言及。ボールのスピードが韓国時代よりも低下し、三振も多く奪えなかった。

(Full-Count編集部)

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