ド軍3Aに眠る“未完の大器” 驚異の「.589」、入団後出番なしも…26歳に待たれる台頭
昨年タイガースでメジャーデビューしたリプシウス
大谷翔平投手が所属するドジャースは巨大戦力でナ・リーグ西地区首位を快走しているが、傘下3Aオクラホマシティでも若手が躍動している。26歳のアンドレ・リプシウス内野手は、3Aパシフィックコーストリーグでリーグ2位タイの13本塁打を放っている。
リプシウスは昨年タイガースでメジャーデビュー。13試合で打率.286(35打数10安打)、1本塁打、4打点、出塁率.342、長打率.400、OPS.742という成績だった。
今年2月29日(日本時間3月1日)にタイガースからDFAとなり、3月4日(同5日)にドジャースへトレード。11日(同12日)に3Aオクラホマシティにオプション降格すると、16日(同17日)にドジャースからDFA(40人枠から外す措置)となり、23日(同24日)に3Aへアウトライト(保有権がマイナーに移行)した。
ドジャースでの出場はないが、マイナーでは51試合の出場で打率.321(205打数67安打)、13本塁打、40打点、出塁率.393、長打率.589という圧倒的な成績。頭角を現す26歳の今後が注目される。