「大谷翔平の6月」のはずが…“後ろの男”が猛発進 相乗効果を予感させる「2.267」

ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】
ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】

ドジャースのフリーマンが、5打数3安打の打率.600、1本塁打、OPS2.267

 ドジャースは6月に入って2試合を消化し、本拠地でロッキーズに2連勝と好スタートを切った。昨季は6月の月間MVPに輝いた大谷翔平投手は、9打数1安打で打率.111、OPS.444。まだ本調子ではないが、追い上げに期待がかかる。そんな中、両リーグ最高の発進に成功したのが、1つ後ろの打順を打つ男だった。

 ドジャースの「3番・一塁」を務めるフレディ・フリーマン内野手は、今季ここまで61試合に出場して打率.293、7本塁打、OPS.877。十分すぎる好成績だが、MVPも狙える本来の実力を考えるとやや物足りなくもあった。そんな中、6月は2試合で5打数3安打の打率.600、1本塁打、OPS2.267と凄まじい出だしだ。

 2日(日本時間3日)には、ヤンキースのフアン・ソト外野手が1試合2発の大活躍で、メジャーの話題を独占。2試合で8打数5安打の打率.625、2本塁打ながらOPS2.181とフリーマンを僅差で下回る。1打席で本塁打を放ったホワイトソックスのアンドリュー・ベニンテンディ外野手を除くと、OPSで1、2位となる。

 ドジャースでは1番を打つムーキー・ベッツ外野手も、60試合に出場して打率.318、9本塁打、OPS.926と好成績。フリーマンも絶好調となると、後は大谷の調子さえ戻れば、向かうところ敵なしとなりそうだ。4日(同5日)からは敵地でパイレーツ、ヤンキースとの3連戦に臨み、4試合ぶりの15号が期待される。

(Full-Count編集部)

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