大谷翔平が“20分遅刻”したのに…元助っ人が感銘 まさかの理由に「とても粋だと」
大谷翔平はヤンキース戦前にESPNの個別インタビューに応じた
ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地・ヤンキース戦に臨んだ。試合前には同カードを中継した米スポーツ局「ESPN」の取材に応じた。インタビュアーを務めた2001年に阪神でプレーしたエドゥアルド・ペレス氏は、大谷が20分遅刻したことを明かしたが「とても粋だと思った」と振り返った。
ペレス氏は試合中に放送席で「スコシ」と日本語を披露すると、放送席に同席していた人物から「オオタニ自身が、インタビューはあなた(ペレス氏)にしてほしいと要請したそうですね、すばらしいね」と話題を振られた。
さらに大谷から学んだことを問われると「まずひとつ目、彼は時間が非常に限られている。彼は常に何かすることがある。そしてとても日本人らしくないんだが、彼は(取材に)20分遅れた。私はとても粋だと思った。なんてこった、これはすばらしい、ってね。だが、自身の技を磨くことにとても(時間を)注いでいる男の周りにいられることはとても素晴らしいことだ」。
自身の練習を優先していたがための“遅刻”に感銘を受けた様子だった。さらに「そしてひとつ付け加えるならば、ショウへイから学んだことは、彼の勝利への意欲だ。ドジャースのユニホームを着て、ここですばらしいチャンスがある。10月になったら違うショウへイを見ることになると思う。その時期の彼は今まで本当の意味では見ていないからね」。大谷自身も渇望している、ポストシーズンでの躍動に期待を寄せていた。
(Full-Count編集部)