“審判見ただけ”の打者に退場宣告 実況も激怒「これは酷いです」…米で疑問殺到
見逃し三振直後…打者が退場を宣告された
■ナショナルズ 7ー5 タイガース(日本時間13日・デトロイト)
ナショナルズのレーン・トーマス外野手が、まさかの退場宣告を受けた。13日(日本時間14日)にデトロイトで行われたタイガース戦で、見逃し三振に倒れた際、審判に対しては何も言っていないにも関わらず退場宣告を受けた。実況も思わず「彼は何も言っていません! これは酷いです」と言い放った。
「2番・右翼」で出場し、6回の第3打席だった。カウント2-2から5球目の外角高めの際どいボールがストライクと判定され、見逃し三振に。一言こぼして残念がる表情を見せたトーマス。球審をチラリとみると、すぐさま退場が宣告されてしまった。
トーマスは「えっ、どういうこと? どういうことだ?」「君に言っていないだろ!」と両手を広げて抗議。解説も「ワーオ」と呆れた様子だったが、試合を退くことになった。
まさかの退場劇に米メディアも騒然。各サイトがX(旧ツイッター)にこの場面をアップした。ファンからは「耐えられない」「気の毒だ」「球審に罰金処分を言い渡されるべき」「信じられない」と疑問視する声があがっていた。