山本由伸は「球速落ちている」 右腕張りで緊急降板…米記者が指摘していた“異変”
2回1安打無失点、28球で降板…球団は「右上腕三頭筋の張り」と発表
■ドジャース ー ロイヤルズ(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦で先発したが、2回1安打無失点で緊急降板した。球団は「右上腕三頭筋の張り」と発表。米記者は球速の低下を指摘していた。
初回は2死から四球を与えるも、ベラスケスを三ゴロ。2回には2死から安打で走者を背負ったが、ブランコを空振り三振に仕留めた。しかしベンチに戻った後に首脳陣と話をする姿があった。
この日は最速95.9マイル(約154.3キロ)。前回7日(同8日)のヤンキース戦では最速98.4マイル(約158.3キロ)を記録していたが、約4キロの差があった。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ディジョバンナ記者は「彼のフォーシームの球速は前回のニューヨークでの先発時より確実に落ちている。彼は今日ここまで(フォーシームを)12球投げて、93マイルから96マイルの範囲、平均94.2マイルだ」と綴った。