ジャッジが“大谷翔平超え”の一撃「45」 現代のHR王の実力、歴史変え続ける怪物
グリーンモンスターを越える“45度アーチ”
■Rソックス ー ヤンキース(日本時間16日・ボストン)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が16日(日本時間17日)、敵地でのレッドソックス戦でメジャートップの26号ソロを放った。フェンウェイパークの名物・グリーンモンスターを越える一発は、滞空時間約7秒のムーンショット。その角度は45度で、米記者が記録を紹介している。
初回、相手先発のクロフォードから高々と舞い上がる一発を放った。打球速度114.2マイル(約183.8キロ)、飛距離は380フィート(約115.8メートル)。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、2015年にスタットキャストでの計測が始まって以降、114マイル(約183.5キロ)以上の打球速度の本塁打の中で、最も角度があった一発だという。
これまで1位だったのは、昨年大谷翔平投手が敵地・ブルワーズ戦で記録した角度39度の一発。続いて2021年にバイロン・バクストン外野手が記録した38度だった。
ジャッジは5月に入ってから絶好調。一気にア・リーグ本塁打王争いでトップに立ち、2位のガナー・ヘンダーソン内野手に早くも5本の差をつけた。