大谷翔平、今季MLB最長の145m弾 日本人初の4年連続20号でリーグトップ浮上…敵地騒然
敵地のロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場
■ロッキーズ ー ドジャース(日本時間19日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席で自身4年連続5度目となる20号本塁打を放った。リーグトップのマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に並んだ。
初回の第1打席は二ゴロに倒れた。3回1死三塁の第2打席では詰まった一ゴロで打点を挙げた。迎えた6回先頭の3打席目、先発左腕のゴンバーの甘く入った83.9マイル(約135キロ)を捉えると、打球は中堅フェンス奥にある“森林ゾーン”へ飛び込んだ。
打球初速113マイル(約181.9キロ)、飛距離476フィート(約145.1メートル)、角度30度の豪快な一撃。敵地も騒然となった今季のメジャー最長弾で、自身キャリアでは2番目の飛距離をマークした。最長は昨年6月30日(同7月1日)の493フィート(約150.3メートル)だった。
17日(同18日)には、不動の1番だったムーキー・ベッツ内野手が死球を受けて左手を骨折し、負傷者リスト(IL)入り。大谷は5月18日(同19日)の本拠地・レッズ戦以来となる以来となる1番起用で3安打1打点1四球の活躍を見せていた。
16日(同17日)の本拠地・ロイヤルズ戦では、今季2度目の1試合2本塁打をマーク。これで3戦3発と量産態勢に入り、オズナを捉えてリーグトップに並んだ。4年連続20発は日本選手初で、通算5度目20発も松井秀喜氏に並んで日本選手最多となる。