今永昇太「自分の100%が通用しない」 10失点炎上を反省「そう簡単な世界ではない」

メッツ戦に先発したカブス・今永昇太【写真:ロイター】
メッツ戦に先発したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

「アメリカ人のピッチャーを目指すのではなく、異ならなければいけない」

【MLB】メッツ 11ー1 カブス(日本時間22日・シカゴ) 

 カブスの今永昇太投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたメッツ戦に先発登板し、4回途中で自己ワーストの10失点を喫した。1-11の大敗となり、今季2敗目。「やはり自分の100パーセントが通用しない時もあると感じたので、相手を上回るためにはもっと工夫しなければいけないと思います」と語った。

 3回0/3で74球を投げ、3本塁打を含む11安打、10失点。初回無死一、二塁から3番のマルティネスにいきなり3ランを許し、「しっかり対応されたなっていう感じですね。僕がその後に相手の対策を見て、自分も何か対応しなければいけなかったんですけども、その対応もまた上回られてしまった」と振り返った。

 ここまで2連勝中の7勝1敗と好調を維持していたが、防御率も1.89から2.96に跳ね上がった。「そう簡単に行く世界ではないですし、そうは行かなかったっていうところですね。もちろん精神的には苦しいですし、きつい部分もありますけども、これを苦しみとも思わずに取り組んでいきたい」と前を見据えた。

 また、理想の投球についても言及。「僕の中ではアメリカ人のピッチャーを目指すのではなくて、やっぱり異ならなければいけない。うまく掴みかけてた部分はあったんですけども、ここで打たれてしまったことで、ちょっと立ち返る必要があるかなとは思いますね」。炎上も糧にして、後半戦に向かっていく。

(Full-Count編集部)

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