マウンドで突然嘔吐…衝撃光景に米ショック 投げぬいたドラ1右腕に心配の声「可哀相に」

パイレーツ戦に登板したレッズのハンター・グリーン【写真:Getty Images】
パイレーツ戦に登板したレッズのハンター・グリーン【写真:Getty Images】

2戦連続で嘔吐してしまったグリーン

【MLB】パイレーツ 9ー5 レッズ(日本時間26日・シンシナティ)

 まさかのアクシデントも、続投した右腕に心配の声が寄せられている。レッズのハンター・グリーン投手が25日(日本時間26日)、本拠地でのパイレーツ戦に先発。初回にはマウンド上で嘔吐するも、4回まで投球。「なんてことだ」「ゆっくり休んで……」と、ファンも投手の状態を気にかけていた。

 初回、先頭のマカッチェンに四球を与え、2番打者のレイノルズに直球を投じた直後だった。グリーンは振り返って立ったままプレート付近に嘔吐。ベンチからスタッフが飛び出した。右腕はその後も投球を継続。初回は直後にレイノルズに一発を浴びるなど、3失点。結局4回まで投げ、93球7安打5奪三振6失点で3敗目を喫した。

 この日の現地は気温は30.6度、湿度も70%弱。グリーンは6月19日(同20日)の前回登板時にも気温は30.6度の中で投球して、降板後に嘔吐していた。2登板連続の悲劇に、ファンからは「熱中症かな……」「飲みすぎか?」「無理しないでくれよ」と心配の声が寄せられていた。

 レッズ地元放送局「バリースポーツ・シンシナティ」は、グリーンはこの日の試合後のインタビューを投稿。「今回も水分補強のしすぎが原因?」と問われると「ノー。そうとは言えない。なぜなら、今回は真逆のことをしたからだ。前回と同じことにならないようにしたんだ。大ごとではないけど、薬を飲んでお腹の調子がよくなるといい」と神妙な面持ちで話した。「メンタル面でも、ピッチングよりそっち(吐いたこと)の方が気になってしまった」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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