ド軍激震…相次ぐ先発陣の離脱に指揮官も「わからない」 30球団最悪の「7.55」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

7月に入りチーム防御率はメジャー最悪の7.55

 大谷翔平投手の所属するドジャースが窮地に立たされている。10日(日本時間11日)、前日9日(同10日)に10安打9失点で降板となったボビー・ミラー投手をマイナー降格させた。山本由伸、タイラー・グラスノー投手らも負傷者リスト(IL)に入っており、苦しい状況が続いている。

 試合前の時点で55勝37敗の貯金18でナ・リーグ西地区首位を走っているが、7月のチーム防御率は7.55で30球団ワースト。ブルワーズ、フィリーズら強豪相手と対戦していることも理由の一つだが、月間3勝4敗と負け越している。

 オールスターゲームに初選出されていたグラスノーが腰の張りで出場辞退。山本も6月半ばに右肩腱板の損傷で負傷者リストに入っている。また、トミー・ジョン手術から復帰したウォーカー・ビューラー投手も防御率5.84と結果を残せず、IL入りしている。

 デーブ・ロバーツ監督によると、ビューラーの復帰見通しは立たず。「(復帰時期は)間違いなく球宴休み明けになるだろうが、具体的なことはわからない。前進しているとは思うが、その前進について知的に語れるわけではない」と苦悶の表情を浮かべた。ミラーについても「(降格期間が)どれくらいの長さになるのかはわからない」と説明した。

 開幕からローテーションに残っているのはギャビン・ストーン投手と、ジェームズ・パクストン投手の2人だけ。シーズン終盤に差し掛かり、厳しい戦いが迫られている。

(Full-Count編集部)

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