吉田正尚、5試合ぶり豪快4号2ラン 先制の2点適時打&7月2本目で復調兆し…本拠地熱狂
6回無死一塁の第3打席、高めの速球を右中間席に運んだ
【MLB】Rソックス ー アスレチックス(日本時間12日・ボストン)
レッドソックスの吉田正尚外野手が11日(日本時間12日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に「6番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席に5試合ぶりとなる4号2ランを放った。
初回2死満塁で迎えた第1打席に先制の2点適時打を放った。第2打席は右直に倒れていたが、6回無死一塁の第3打席だった。代わったばかりの左腕・ミュラーの高めの速球を右中間席に運んだ。打球初速98.5マイル(約158.5キロ)、飛距離:387フィート(約118メートル)の一発に本拠地は熱狂に包まれた。
5日(同6日)のヤンキース戦では、2点を追う9回の2死の第4打席で同点の3号2ランを放った。4月20日(同21日)のパイレーツ戦以来の本塁打。“あと1球”から試合を振り出しに戻し、勝利に貢献していた。
吉田は5月1日(同2日)に左手親指の付け根を痛めて負傷者リスト(IL)入り。渡米2年目で初めてのIL入りだった。試合前の時点で打率.253、3本塁打、20打点の成績だが、7月の月間打率は.306。復調気配が漂ってきた。