「ヤンキースをぶっ壊せ」収まらぬファンの怒り…頭部死球でIL入り、大乱闘で残る“遺恨”

頭部に死球を浴びて倒れ込むオリオールズのヘストン・カースタッド【写真:ロイター】
頭部に死球を浴びて倒れ込むオリオールズのヘストン・カースタッド【写真:ロイター】

オリオールズはヤ軍戦で頭部死球のカースタッドをIL入り

 オリオールズは13日(日本時間14日)、ヘストン・カースタッド外野手を脳震とうで7日間の負傷者リスト(IL)入りさせたと発表した。12日(同13日)の本拠地・ヤンキース戦で受けた頭部死球を影響ということもあり、ファンも「ヤンキースをぶっ壊せ」「最悪だね」などと怒りをにじませている。

 問題のシーンはヤンキースが3点リードした9回1死に起きた。クレイ・ホームズ投手が投じた96.8マイル(約155.8キロ)が、オリオールズのカースタッド外野手の頭部を直撃。その場に倒れ込んだ。

 その直後、ヤンキースのベンチから何か言われたのか、オリオールズのブランドン・ハイド監督はベンチを指さしながら、大激高。両軍ベンチやブルペンから選手が飛び出し、もみ合いになった。これにより、ハイド監督は退場処分。オリオールズのファンは、“NGワード”を発してヤンキースを批判した。

 オリオールズがカースタッドのIL入りを発表すると、ファンは皮肉たっぷりに「ありがとう、ヤンキース」。「すぐ良くなりますように」「なんてこった」「本当に残念だ、#ダーティ・ヤンキース」などと怒りのコメントを寄せていた。

【実際の映像】頭部を直撃した156キロ直球…超逸材はうずくまり退場→直後に両軍総出の大乱闘

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