誹謗中傷問題にコミッショナー警鐘「深刻な懸念事項」 選手からも指摘受け「積極的に対応」

MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー【写真:Getty Images】
MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナー【写真:Getty Images】

「セキュリティ部門本部と各球団にいる私たちが雇った地域の方と連携」

 メジャーリーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーがメディアの質疑応答に応じ、誹謗中傷に警鐘を鳴らした。近年選手らが脅迫を受けるケースが報告されていることに「私も懸念している」と話した。

 スポーツベッティングなどギャンブルの影響で、誹謗中傷の被害に遭う選手も増えている。コミッショナーは「いかなる理由や形であれ、選手が脅迫を受ければ、私たちにとって深刻な懸念事案だ。セキュリティ部門本部と各球団にいる私たちが雇った地域の方と連携をしている」と険しい表情を見せた。

「1か月くらい前に、選手からも私に指摘があった」と明かし「私も懸念しているし、内内でもっと積極的に対処できるように協議を重ねている」と強調した。

(Full-Count編集部)

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