大谷翔平、成し遂げた「MLB史上唯一」の大記録 ルースも未達成…こじ開けた「1/94」
米メディア「オオタニはMLB史上唯一、オールスターゲームでマウンドで勝利し、打席でホームランを打った選手」
【MLB】ア・リーグ ー ナ・リーグ(日本時間17日・アーリントン)
また歴史的偉業を成し遂げた。メジャーリーグのオールスター戦が16日(日本時間17日)、レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われ、ドジャースの大谷翔平投手が第2打席で自身球宴8打席目で初本塁打を放った。米メディアによると「史上唯一」の記録が生まれたという。
米スポーツメディア「オプタスタッツ」の公式X(旧ツイッター)が「ショウヘイ・オオタニはMLB史上唯一、オールスターゲームでマウンドで勝利し、打席でホームランを打った選手である」と報道。今年で94回目を迎えたオールスターの歴史で初の快挙を成し遂げたという。
大谷は自身初めて出場した2021年のオールスターで先発登板。1回を3者凡退に抑えて勝利投手になった。そして3年後に生まれた一発で記録が達成された。
「2番・指名打者」で先発出場した大谷は、3回無死一、二塁の第2打席にタナー・ハウク投手(レッドソックス)の変化球を完璧に捉えて右翼席までかっ飛ばした。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)、角度29度の完璧な一発だった。
初回の第1打席はコービン・バーンズ投手(オリオールズ)から四球。5回の第3打席はメイソン・ミラー投手(アスレチックス)と対戦し、空振り三振だった。2打数1安打1四球を記録し、7回に代打を出されて交代した。試合後のインタビューでは、「オールスターではなかなか打てていなかったので、1本いいのが打てて良かったです」とホッとした様子を見せていた。
(Full-Count編集部)