チーム2位8勝…パクストン“戦力外”は「難しい判断」　ド軍監督「試したい選手いる」

ロバーツ監督「ゴームズGMが今朝彼に電話して、私が続いた」

　大谷翔平投手が所属するドジャースは22日（日本時間23日）、ジェームズ・パクストン投手をメジャー出場前提となる40人枠から外れる措置（DFA）をとったと発表した。デーブ・ロバーツ監督は「難しい判断の1つだ」などと語った。

　パクストンは、年俸1100万ドル（約17億2400万円）プラス出来高の1年契約で今季から加入した35歳。ここまでタイラー・グラスノー投手と並んでチーム2位の8勝をマークしていた。一方で、7月は4登板で防御率8.66と低迷していた。

　21日（同22日）のレッドソックス戦では5回3失点で8勝目を挙げていたが、一夜明けての通告。ロバーツ監督は「タフだった。ジェームズ（パクストン）は本物のプロフェッショナルだ。彼がドジャースのユニホームを着てくれたことは幸運なことだった。復帰する選手や試してみたい選手がいることを理解しないといけない。特に先発は。彼はプロフェッショナルのように振る舞った。ブランドン・ゴームズGMが今朝彼に電話して、私が続いた」と状況を明かした。

　ドジャースは山本由伸、ウォーカー・ビューラー投手ら先発投手に負傷者が続出。人手不足となる中での“放出”に「（昇格予定の）リバー（ライアン）がいるし、（ローテには）ロブレスキー、ランドン（ナック）がいる。クレイトン（カーショー）やタイラー（グラスノー）も戻ってくる。私たちは今後の先発に自信を持っている」と話した。

（Full-Count編集部）