カーショーが語る大谷翔平の“格” 並び立つレジェンドとの共通点「オオタニも当てはまる」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は26日時点でリーグ1位の打率.315、31本塁打、74打点はリーグ2位

“最強左腕”からの賛辞が止まらない。ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・アストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。チームは完封負けを喫したが、3打数2安打1四球の活躍を見せた。試合中にはクレイトン・カーショー投手がテレビ中継の取材に応じ、「どの打者もオオタニは次元が違うと言っているよ」などとコメントした。

 カーショーが登場したのはドジャース攻撃中の3回。打席にはちょうど大谷が立っていた。Apple TV+の実況を務めるウェイン・ランダッゾ氏からはまず、大谷と投球について話をしたかと訊かれると「まだだよ。リハビりで行っているキャッチボールは見たけどね。今年はピッチングしないからね。でも球に力はあったよ。いい球を投げていたよ」と語り出した。

 大谷はこの日の試合前にキャッチボールを行い、約25分間、ときおり助走をつけて投球。術後最長となる120フィート(36.6メートル)も記録するなど、着々と投手復活に向けて歩みを進めていた。

 続けてカーショーは「あと、彼の打撃を見て楽しんでいるよ」と笑顔を見せた。「(打撃は)結構上手だね(笑)。どの打者も彼は次元が違うと言っているよ」と語り、「飛距離とか打球速度とかもそうだけど、打球音なんだ。最高の打者は全員、打球音が違うんだ。オオタニもそれに当てはまるね」と、圧倒的な打棒に賛辞を送った。

 この日の試合を終えて、大谷はリーグ1位の打率.315、31本塁打の打撃2冠。74打点もブレーブスのマルセル・オズナ外野手に7差につけ2位と、3冠王も射程圏に捉えている。サイ・ヤング賞3度を誇るレジェンドも惚れ込む打撃で、12年ぶり偉業はなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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