育成出身25歳に「スター性感じる」　.000→.723の“変身”で「将来首位打者獲る」

オリックス大里が渡邉からプロ初アーチを放った

■オリックス 6ー2 西武（6日・京セラドーム）

　オリックスの大里昂生内野手が、6日に京セラドームで行われた西武戦でプロ3年目初アーチを放った。昨季まで打率.000だった25歳が大躍進。ファンも「大里くんえぐい覚醒してるやん」「将来首位打者獲る」などと大喜びだ。

「1番・二塁」で出場した大里の7回無死で迎えた第4打席だった。西武先発・渡邉の高めの直球を振り抜くと、打球はぐんぐん伸びて左翼席に突き刺さった。待望のプロ1号にうれしそうな笑顔で右腕を突き上げると、ベンチも大盛り上がりだった。

　2021年育成ドラフト3位で入団。昨年4月に支配下を掴んだが、5試合で2打数無安打1三振と結果を残せなかった。しかし今季は7月2日に1軍に昇格すると、存在感を発揮。23試合で打率.266、1本塁打、4打点、OPS.723で、先発機会を増やしている。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開。「将来天才になる予感」「このままセカンドのレギュラーでいてくれ」「これはスター性を感じるぞ、このチームを救ってくれるヒーローになってくれ」「もう、大里君はっきり言って神過ぎる打てる守れるとか半端ないって」「大里はオリックスの希望の1人や！」「これは救世主になるわ」「選球眼あるしバッティングも器用」など期待するコメントが並んだ。