外野手・大谷翔平はお預けか 投手リハビリ中…編成トップは否定的「ないと思う」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

フリードマン編成本部長「その方向にはいかないと思う」

 ドジャース・大谷翔平投手の外野手起用はお預けとなりそうだ。アンドリュー・フリードマン編成本部長がMLBネットワークの番組「MLBナウ」に出演し、今季中に外野手として起用することに否定的な見解を示した。

 昨年9月に右肘靱帯を手術した大谷は今季は打者に専念。投手としてはリハビリ中で、3月下旬からキャッチボールを継続して行っている。だが、今季は10年契約の1年目。来季の二刀流復帰へ万全を期す考えだ。番組の司会者から「大谷が投げることを(医師団が)OKしたら、今季野手出場の可能性はありますか?」と聞かれ、言葉を選びながら話した。

「(可能性は)ないと思うが……10月やペナントレース中にあの右腕があまりに重要であることは明らかだ」

「ないと思うが、私ならどんな可能性も排除しない。我々が勝つためにすることなら、彼が何でも重視することは分かっている。彼が我々に働きかけてこないとは言わないが、その方向性にはいかないと思う」

 大谷はスプリングトレーニングから外野手用グラブや一塁ミットを用意。キャッチボールで使うなどしているが、編成トップの発言からは今季中に見られることはなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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