日本ハム31歳には「やはり夢がある」　逆方向への豪快弾にファン衝撃「1軍で活躍して」

日ハム江越が2軍戦で逆方向へ満塁弾を放った

　日本ハムの江越大賀外野手が13日、イースタン・リーグのオイシックス戦（鎌ケ谷）で初回に豪快な満塁弾を放った。19安打22得点大勝の呼び水となった逆方向弾に、ファンも歓喜。「覚醒や」「仕上がっている」「1軍で活躍してくれ」と声をあげた。

　初回に今川優馬外野手の先頭打者弾、押し出し四球で2点を挙げて、なおも2死満塁の場面。「8番・右翼」で先発した江越が、かつて中日、DeNAに在籍してNPB1軍で11勝をあげた笠原祥太郎投手を攻略した。右翼席への豪快な3号満塁弾。この試合で江越は6打数2安打と気を吐き、22-5の大勝に大きく貢献した。

　2014年にドラフト3位で阪神に入団し、2022年オフに交換トレードで日本ハムへ。移籍初年度の昨年は100試合に出場、打率.180ながら5本塁打をマークした他、高い守備力で存在感を示した。しかし、今季は開幕1軍も4試合で2打席2三振で、4月8日に出場選手登録を抹消。以降は1軍からお呼びがかからない。

　2軍ではここまで45試合に出場して打率.236（55打数13安打）、3本塁打、7打点。現在チームは好調で外野陣の競争は激しいが、31歳の存在は貴重だろう。SNSには「いいスイングだった」「1軍あげたいよね？」「ノリノリやん」「新庄監督1軍で使ってみましょう」「やはり夢がある」「最高だよな」とコメントが寄せられている。今後1軍でチャンスが巡ってくるか。

（Full-Count編集部）