戦力外→新天地1号に「意地とプライド感じた」 “最強守護神”撃ち「獲った価値ある」

ヤクルト・増田珠【写真:イワモトアキト】
ヤクルト・増田珠【写真:イワモトアキト】

今季被本塁打0だったマルティネスから、ヤクルト増田が移籍1号

■中日 5ー4 ヤクルト(13日・神宮)

 ヤクルトの増田珠内野手が、13日に神宮球場で行われた中日戦の9回に代打で登場。難攻不落のライデル・マルティネス投手から左越えソロを放った。昨季限りでソフトバンクを戦力外となり、移籍した新天地での初アーチ。「増田が来てくれてよかったと思う!」「これが獲得した理由だ」とファンも喜んだ。

 3-5の9回2死。打席の増田が1ストライクからの2球目、外角高めのスライダーを振り抜くと、打球は左翼スタンド最前列に吸い込まれた。マルティネスは昨季まで2年連続防御率0点台を誇る“最強守護神”。これが今季46試合目、44回1/3を投げて初の被本塁打だった。

 25歳の増田は昨季はソフトバンクで35試合で打率.182にとどまり、戦力外となった。新天地のヤクルトでも28試合で打率.186と苦しんでいるがこの日の一発は確かな存在感を示した。

 SNS上でも「増田くんのホームラン泣いてしまった 一度戦力外になった男のこのままで終われるわけねーだろって意地とプライドを感じてしまい」「増田獲った価値がある」などの声が。シーズンも終盤だが、ここからどんな活躍を見せてくれるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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