大谷翔平は「通常時とは異なる」 ド軍監督が分析した不振のワケ「かなり下がっている」
ロバーツ監督「疲労が(不振の)原因のはずだと私は思わない」
【MLB】カージナルス ー ドジャース(日本時間18日・セントルイス)
ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われるカージナルス戦に「1番・指名打者」で出場する。前日16日(同17日)は5打数無安打で打率は.291に。デーブ・ロバーツ監督は、最近1か月ほどに状態ついて「打席でのボールの見極めは、彼の状態が通常の時とは異なると思う。四球の割合は、ここ3週間くらいはかなり下がっていると思う。スイング(するしない)の判断が、これまで程良くはない」と分析した。
しかしその原因について聞かれると「わからない……わからないな。それはショウヘイに聞いた方がいい質問だろう」と悩ましそうだった。またここまで120試合出場している疲労については「指名打者で1試合4打席に立つ場合、疲労が(不振の)原因のはずだと私は思わない」と否定した。
休養の可能性には「彼はこの先問題ないと、私はわかっている。打撃コーチたちに相談していく」と話すにとどめたが、「昨日(日本時間17日)の最後の三振については、結構イライラしていると思う」と心情を慮った。
大谷は7月26日(同27日)時点では打率.315をマークしていたが、その後は下降。8月は14試合で月間打率.164で、10日(同11日)には3割を下回った。指揮官は「ストライクの球を振れば、チームの勝利に貢献するチャンスはある。彼次第だとは思う」と復調を願った。
(Full-Count編集部)