ド軍エース、IL入りに本音「入りたくなかった」 2度目の戦線離脱…明かした“もどかしさ”
グラスノーは右肘腱炎で今季2度目の負傷者リスト入り
【MLB】カージナルス ー ドジャース(日本時間18日・セントルイス)
右肘腱炎で負傷者リスト(IL)に入ったドジャースのタイラー・グラスノー投手が17日(日本時間18日)の敵地・カージナルス戦前に取材に応じた。当初はこの日に先発登板する予定だった。「今は調子的に問題ないよ。それが一番もどかしい」と本音を明かした。
グラスノーは今季、22試合登板して9勝6敗、防御率3.49をマーク。11日(同12日)の本拠地・パイレーツ戦では7回5安打2失点と好投していた。7月上旬に腰痛でIL入りして以来、今季2度目の戦線離脱となった。
グラスノーも「負傷者リストに入りたくなかった。だけど決定は下された。主な優先事項はポストシーズンだからね」と淡々と話していた。ブルペンに入った際に「少しだけ痛みがあっただけで、大したことではない。彼ら(チーム)は休みを与えるためにIL入りしてほしかったんだろうね」と明かした。
不服そうなそぶりも見せたが、「僕も本音で喋ったし、彼らも率直な考えを聞かせてくれた。医療チームやコーチたちのことも僕は信頼している」と最後は納得していた。
前日16日(同17日)にデーブ・ロバーツ監督は「もし明日(日本時間18日)に先発登板することになったら、私はハラハラしていただろう」と状態を説明していた。グラスノーも「負傷者リストに入りたくなかった。だけど決定は下された。主な優先事項はポストシーズンだからね」と淡々と話していた。
この日、IL入りしたグラスノーに代わってボビー・ミラー投手が先発登板する。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)