元CY賞左腕が「ぶっつけでさすが」　見せた修正能力…来日わずか7日でも「エグいな」

ロッテに新加入したカイケルが来日初登板で5回2失点、2回以降は無安打

■ロッテ 5ー2 ソフトバンク（17日・みずほPayPayドーム）

　ロッテに新加入したダラス・カイケル投手が、17日にみずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦で来日初先発。2軍登板を経ない“ぶっつけ”ながら、5回3安打2失点だった。元サイ・ヤング賞の実績を発揮した投球術に、ファンは「2軍調整なしでぶっつけでホークス相手に投げてこれは流石サイ・ヤング勢」「精密機械すぎる」と感心だ。

　メジャーで2015年に最多勝＆サイ・ヤング賞に輝いたカイケルは、7月30日に入団が発表され、8月10日に来日したばかり。実戦での登板はなかったが、この日のマウンドに上がった。

　久々のマウンドに、初回は苦しみ1死から3連打で2点を失った。しかし2回以降は修正。1安打も許さず、結局5回73球を投げ3安打2失点、3奪三振2四球という内容だった。同点のまま降板したが、チームは逆転勝ちを収めた。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「マジで来てくれてありがとう」「ところどころエグいな」「修正力あるな。サイ・ヤング賞投手すげぇー。若手投手はこれ見習ってほしい。若手のお手本となるピッチング」「奥深さを感じる投手だな。低めのコントロールはさすが」「引き出しが多くて相手を翻弄する術を知っている流石熟練された投手だった」「あ、この投手、本物やん」などとファンが反応していた。