ド軍戦で珍事…HR球がフェンスの合間から“出戻り” 実況大爆笑「今まで見たことない」
フェンスの合間から本塁打のボールがグラウンドへ
【MLB】ドジャース ー マリナーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースのギャビン・ラックス内野手の打球で珍事が起こった。20日(日本時間21日)の本拠地・マリナーズ戦で2試合連発となる10号を放ったが、打球がフェンスの間からグラウンドに戻ってきた。一度、インプレーとされたが、ビデオ判定で本塁打となった。
ラックスは「5番・二塁」で出場。0-3の4回先頭の第2打席でミラーの6球目、甘く入ったフォーシームを捉えた。打球は右中間へ飛び、観客席に一度入ったが、フェンスの合間から再びグラウンドへ戻ってきた。そのままプレーが続行され、一度ラックスは三塁でストップした。
インプレーの判定に球場は大ブーイングが起こった。ラックスも両手を広げ怪訝な表情を見せていた。その後、審判団が集結。リプレー検証の末、判定が覆り本塁打となった。
この珍事にドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況、ジョー・デービス氏も困惑。「ボールが壁の下からでてきたということですか? 私がクレイジーというわけではないですよね?」と話すと、解説のノマー・ガルシアパーラ氏も「下からでてきましたね! 今まで見たことのない光景です!」と大爆笑していた。
チームは続けて1死からマックス・マンシー内野手も2試合連発となる11号ソロ。1点差に迫った。