松井秀喜氏、ヤ軍戦で始球式 慣れ親しんだ「55」で登場…ストライク投球に本拠地大歓声

ヤンキースタジアムに登場した松井秀喜氏【写真:Getty Images】
ヤンキースタジアムに登場した松井秀喜氏【写真:Getty Images】

2009年のWS制覇を祝う式典に出席…ジーター、Aロッド両氏なども登場

【MLB】ヤンキース ー ロッキーズ(日本時間25日・ニューヨーク)

 巨人、ヤンキースなど日米で活躍した松井秀喜氏が24日(日本時間25日)、ヤンキースタジアムで行われたヤンキース対ロッキーズの試合で始球式を行った。ピンストライプのユニホームで登場。ストライク投球に本拠地が大歓声に包まれた。

 この日、「オールドタイマーズ・デー」と題し、2009年のワールドシリーズ制覇から15周年を祝う式典が行われた。松井氏はフィリーズとのワールドシリーズで、3勝2敗とリードした第6戦で先制2ランを含む1試合6打点の大活躍。シリーズ通して13打数8安打3本塁打8打点、打率.615、OPS2.027の圧倒的な成績を残し、MVPに輝いた。

 始球式には慣れ親しんだヤンキースの「55」のユニホームで登場。ベンチから出てくると球場が大歓声に包まれ、松井氏は帽子を取って感謝した。捕手役を務めたホセ・トレビーノへ向かってマウンドの少し手前からストライク投球を投げ込んだ。

 この式典にはデレク・ジーター、マリアーノ・リベラ、アレックス・ロドリゲス3氏ら同年のヤンキースのスターが集結。ニューヨーク放送局「SNY」の取材で「昔の一緒に戦ってチャンピオンになったチームメートに会えるのも嬉しいし、それをファンの方に喜んでもらえるので、きょうはいい一日になるのではないかなと思います」と感慨深く語った。

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