日本ハム、新庄政権最多タイ貯金13…3年目で最多61勝 清宮V弾で対西武5連勝

10号3ランを放ち、ナインに迎えられる日本ハム・清宮幸太郎【写真提供:産経新聞社】
10号3ランを放ち、ナインに迎えられる日本ハム・清宮幸太郎【写真提供:産経新聞社】

先発・加藤貴は6回8安打2失点(自責0)で自身4連勝となる8勝目

■日本ハム 5ー2 西武(30日・ベルーナドーム)

 日本ハムは30日、ベルーナドームで行われた西武戦に5-2で勝利した。3回に清宮幸太郎内野手が放った2試合連発となる10号3ランが決勝点に。対西武は5連勝で、貯金は新庄政権最多タイの「13」となった。就任後は昨季の60勝が最多だったが、3年目の今季は8月で61勝。最多勝利記録を早くも更新した。

 3回1死一、二塁から、清宮が松本の高めの直球を右翼席まで運ぶ先制の3ラン。これで3年連続3度目の2桁本塁打に到達した。1点差に迫られた7回には、1死から松本剛が四球、田宮が一塁内野安打で出塁すると、続く水谷の2球目でヤンの隙をついて重盗に成功。郡司の左翼線を破る貴重な2点適時二塁打につながった。

 先発の加藤貴は6回90球を投げ8安打2失点(自責0)で今季8勝目を手にした。6イニング中4度先頭打者の出塁を許しながらも粘りの投球。6回には味方の失策が絡んで2点を失ったが、自身4連勝となった。

 試合前時点で、3位のロッテとは3ゲーム差。2年連続最下位から本拠地でのCS開催へ、負けられない戦いは続く。今季10勝5敗2分けと大きく勝ち越している西武相手に、まずは大事なカード初戦をものにした。

(Full-Count編集部)

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