11勝目の今永昇太「実行できて良かった」 怪物新人超えの15度目QS、敵地苦戦も修正

ナショナルズ戦に登板したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
ナショナルズ戦に登板したカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

6回4安打3失点、今季15度目のQSをマークした

【MLB】カブス 7ー6 ナショナルズ(日本時間31日・ワシントンDC)

 カブスの今永昇太投手は30日(日本時間31日)、敵地・ナショナルズ戦で6回4安打3失点と好投し、今季11勝目(3敗)を挙げた。リーグ5位の防御率3.14。試合後、地元メディアの取材に応じ、「今日の自分の調子を考えると、6回3失点で試合を作るのが一番勝つ可能性が高いなと思っていた。その通り実行できて良かったです」と表情を緩めた。

 初回にテナの先制2点二塁打を許したが、大量7得点で逆転した2回以降は立ち直った。3回先頭でクルーズの左中間ソロを許したものの、6回4安打3失点にまとめた。8奪三振、1四球と安定感があった。クオリティスタート(QS)は今季15度目。パイレーツの怪物新人ポール・スキーンズのQS13度を上回る好成績だ。

 10勝目を挙げた24日(同25日)の敵地・マーリンズ戦から自身2連勝で、日本人投手の1年目の11勝は歴代8位となった。チームは4連勝。「はじめはマウンドのアジャストに苦戦した。4回ぐらいから相手打者と対戦できた。ちょっと踏ん張りが難しい時があった。それが噛み合ってから自分のいい球が行き出した」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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