大谷44号からMVPトリオ3連発 ロバーツ監督はドヤ顔「いい給料なんだから」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

ロバーツ監督「我々にはいい選手たちがいるんだ」

【MLB】ドジャース 8ー6 Dバックス(日本時間1日・フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手は8月31日(日本時間9月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で44号先頭打者弾を放った。ベッツ、フリーマンでMVPトリオ3連発。地区2位との直接対決を制し、デーブ・ロバーツ監督は「我々にはいい選手たちがいるんだ」とドヤ顔だった。

 ド派手な幕開けだった。初回先頭・大谷が44号先頭打者弾をバックスクリーンへかけると、ベッツは左中間へ14号ソロ。右手中指を亀裂骨折しているフリーマンも右中間19号ソロで続いた。プレーボール直後の1〜3番の3者連続弾は1912年以降、球団初めてだった。

 大谷は昨オフに10年総額7億ドル(当時1015億円)で加入。メジャー屈指の資金力で豪華オーダーを組んでいる。「いい選手たちがいるし、いいパフォーマンスをしないといけない。彼らはいい給料なんだから、スターであることに理由がある。我々を引っ張るのは彼ら次第。それこそ今やっていることだ」と大きくうなずいた。

 地区優勝を争うパドレスもマニー・マチャド内野手と2023年2月に11年3億5000万ドル(当時477億円)の大型契約を結ぶなど、チーム強化へ巨額を投じている。「パドレスも大金を使っている。球界にとっていいことだと思う。それぞれのチームが試合で競い合い、選手たちは大金を稼いでいる」。しびれる直接対決で2連勝し、ロバーツ監督はどこまでも饒舌だった。

(Full-Count編集部)

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