西武・金子侑司が今季限りで引退 球団発表「夢のような楽しい時間」…2度の盗塁王

西武・金子侑司【写真:宮脇広久】
西武・金子侑司【写真:宮脇広久】

球団発表…西武一筋で12年間プレー

 西武は1日、金子侑司外野手の今季限りでの現役引退を発表した。2012年のドラフト3位で入団し、西武一筋で12年間プレー。2016年、2019年には盗塁王にも輝いた。今季は36試合に出場して打率.220、2本塁打8打点だった。

 34歳の金子侑は、京都出身で立命館宇治高から立命大に進学。2012年ドラフト3位で西武入りした。2016年には53盗塁をマークし、糸井嘉男(オリックス)と並んで盗塁王を獲得。2019年には41盗塁で2度目のタイトルを獲得した。

 昨年は2019年オフに結んでいた4年契約の最終年で、47試合出場、打率.179、0本塁打、2打点に終わっていた。オフの契約更改では1億2600万円から減額制限を超える5600万円減の年俸7000万円(金額は推定)でサイン。今季は単年契約だった。

 金子侑は「ファンの方へ少しでも多くベルーナドームでプレーする姿をお見せしたくて、がんばってきましたが、叶えることができず申し訳ない気持ちです。ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間でした。入団してからこれまで、たくさんのご声援ありがとうございました。ファンの皆さんの声援は、これからも一生忘れません」とコメントした。

 渡辺久信ゼネラルマネジャー兼監督代行は「金子は生涯ライオンズを貫いてくれた選手です。守備は一級品ですし、足もあってファンの皆さんを魅了する華のあるプレーが印象的でした。痺れるファインプレーもあって、チームのためにがんばってくれたと思います」とコメントした。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY