ド軍に付きまとう“不安”「やっぱり怖すぎる」 勝率トップでも…忌まわしき「負の記憶」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

このままいけば地区シリーズでDバックスorパドレスと激突

 ドジャースは82勝55敗でメジャー最高勝率.599を誇る。12年連続ポストシーズン進出へ視界良好だが、一方で不安も……。このままいけば、地区シリーズではナ・リーグ西地区で優勝を争うダイヤモンドバックス、パドレスの勝者と対戦するからだ。

 ダイヤモンドバックスには1日(日本時間2日)に14失点で大敗。今季の対戦成績は6勝6敗となった。30、31日と2連勝したが、主砲のケテル・マルテ内野手が左足首の捻挫、クリスチャン・ウォーカー内野手の左脇腹痛で離脱中。特にウォーカーは今季のドジャース戦9試合で打率.412、9本塁打、15打点。プレーオフで激突すれば、脅威な存在になるのは間違いない。

 パドレスとは3勝7敗。すでにシーズンのカード負け越しが決まっている。右太もも痛で離脱しているフェルナンド・タティスJr.外野手もシーズン終盤での復帰に意欲を燃やしている。15日間の負傷者リストに入っているダルビッシュ有投手も次回はマイナーでのリハビリ登板となる見通しだ。24日(同25日)からの本拠地3連戦は地区優勝争いはもちろんだが、プレーオフ前哨戦となりそうだ。

 忌まわしい記憶も残る。昨季は100勝62敗で勝率.617。リーグ2位の勝率でポストシーズンに進んだが、ダイヤモンドバックスに3連敗した。昨季から大谷翔平、山本由伸両投手ら大型補強を敢行。当時のメンバーから大きく変わっているが……。

 SNS上には、「Dバックスの何が怖いかってケテルマルテとウォーカーがいない中でこの強さなのよ」「LADキラーのウォーカー、マルテ、モレノが不在の中ここまで苦しませるDバックス……めちゃくちゃ強い。復活したPSが今から怖すぎるんですけど」「やっぱりDバックス怖すぎる」「ウォーカーとマルテ抜きで接戦なのが若干心配」などとコメントされている。例え勝率トップでも勝ち抜くまで不安は尽きない。

(Full-Count編集部)

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