大谷翔平が独占するド軍の“トップ7” 僅か135試合出場で…塗り替え続ける名門の歴史

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

2015年以降で、ド軍選手の打球速度トップ7を大谷翔平が独占

【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)

 ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打2四球3盗塁。44本塁打&46盗塁とした。第1打席では強烈な右前打。弾丸ライナーは117.2マイル(約188.6キロ)を計測した。今季4番目の打球速度だった。

 大谷は初回、左腕エドゥアルド・ロドリゲス投手がカウント2-1から投じた91.8マイル(約147.7キロ)のシンカーを捉えた。打球はあっという間にライト前に。驚速の一打だった。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。スタットキャストによる計測が行われるようになった2015年以降で、この1本はドジャースでは4番目の打球速度だったという。驚くべきは、1位から7位まで全て大谷の打球ということだ。

 1位は4月27日(同28日)のブルージェイズ戦で菊池雄星投手(現アストロズ)から放った右前適時打。119.2マイル(約192キロ)の自己最速打だった。2位は4月23日(同24日)のナショナルズ戦での6号と、7月27日(同28日)のアストロズ戦での32号で118.7マイル(約191キロ)。4位がこの日の右前打となる。

 5位は8月5日(同6日)のフィリーズ戦での二塁打で117.1マイル(約188キロ)。6位は7月21日(同22日)のレッドソックス戦での30号で116.7マイル(約188キロ)、7位は8月2日(同3日)のアスレチックス戦での33号で116.3マイル(約187キロ)となっている。

 ドジャースの直近10年の歴史の中で、今季加入して出場135試合の大谷が“トップ7”を占めるという異常事態。大谷の凄さが如実に分かるデータだ。

(Full-Count編集部)

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