リンドーア級の選手は「他にもいる」　“同郷”監督は大谷翔平推し「他には誰もいない」

大谷翔平とリンドーアのMVP争い…レッドソックスのコーラ監督が言及

　ドジャース・大谷翔平投手とメッツのフランシスコ・リンドーア内野手が熾烈なMVPレースを競っている。これまでDHでのMVP受賞選手はいないが、現レッドソックス監督でリンドーアと同じプエルトリコ出身のアレックス・コーラは「（大谷の）他には誰もいない」と活躍を認めている。

　地元紙「NYポスト」のジョエル・シャーマン記者は「予想通りだが、（大谷とリンドーアのMVP争いを）メッツ職員はどちらかといえばみな同じ意見だ。だから、レッドソックスのアレックス・コーラ監督に、162試合分であればどちらが（MVPを）獲るか聞いてみた。オオタニのとんでもない（レベルの）攻撃面のみの数字か、リンドーアのオールラウンドな天才ぶりか」と報じている。

　同記者によれば「コーラ（監督）は握った手を上下に重ねて打者のシンボルを作りオオタニに投票した」と伝えられ「その理由は『40-40（44HR-46盗塁）』が『50-50』になるかもしれない」と報じられている。

　コーラ監督は2人の才能を認めつつ「私はリンドーアが大好きで、彼はここまで素晴らしい。彼は素晴らしいが、彼のようなシーズンを送ってる選手は他にもいる。（大谷のようなシーズンは）他には誰もいない」と説明している。一択と呼べるほど断トツでない争いなだけに、コーラ監督は前例のなさも考慮に入れたようだ。

（Full-Count編集部）