中日21歳は「やっぱり宝石」 ファームで無双の“3冠”…涙の降格バネに「1軍で熱投みせて」

中日・松木平優太【写真:小林靖】
中日・松木平優太【写真:小林靖】

中日の松木平がファームで無双投球を続けている

 中日・松木平優太投手のファームでの無双ぶりが際立っている。6日のくふうハヤテ戦で9回7安打完封を達成するなど、ここまで10勝、防御率1.69、勝率.769でウエスタン・リーグの投手3冠に君臨。ファンは「やっぱり宝石」「えぐすぎ」などと称賛している。

 2020年に育成4位で入団した21歳右腕は4年目の今季の7月に待望の支配下登録をつかんだ。7月10日のDeNA戦で1軍デビューを果たし、7回3失点ながらも敗戦投手に。同31日のヤクルト戦で6回無失点の好投を披露して初勝利をつかんだ。

 その後、再びDeNA戦で7回無失点も白星つかず、8月14日のヤクルト戦では6回4失点。同21日の2敗目を喫したDeNA戦では4回10安打6失点で、ベンチに戻ると悔し涙。翌日に出場選手登録から抹消となった。

 1軍では“壁”にぶち当たったが降格後、初登板となったくふうハヤテ戦で意地の完封。今季のファームでは15試合の登板で10勝し防御率1.69、勝率.769とし、リーグ3冠となっている。

 SNS上には「順調だな」「2軍じゃ無敵」「2軍ではやることない」「いずれ1軍で2桁」「1軍で熱投見せて欲しい」といったコメントや「来年新人王獲るのを見たい」といった将来を見据えた期待の声もあがっていた。

(Full-Count編集部)

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