ド軍指揮官が大谷に“要望”…50-50を「本拠地で達成して」 特大46号は「見たことない」

試合後、会見に出席したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
試合後、会見に出席したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

大谷は2021年に並び自己最多となる46号を放った

【MLB】ドジャース 4ー0 ガーディアンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地・ガーディアンズ戦で特大の46号ソロを放った。右翼ポール際へ飛距離450フィート(約137.2メートル)の一発。一度ビデオ判定が行われたが、デーブ・ロバーツ監督は「私は見晴らしのいいところで見ていた。あれはフェアだった」と確信していたことを明かした。

「1番・指名打者」で出場し、5回1死で一発を放った。初速116.7マイル(約187.8キロ)で飛び出した打球は5階席にある1955年のワールドシリーズを初制覇を祝う看板に直撃。2021年に記録した自己最多の本塁打数に並び、史上初の「46本塁打&46盗塁(46-46)」を達成した。

 試合後、指揮官は大谷の本塁打に驚きを隠せず。「46-46。とにかくあんな遠くに飛ばす選手を一度も見たことない。彼はとにかく集中している」と称賛を止めなかった。「彼は史上最高の選手になりたいのだと、私は思っている」と大谷の気持ちを推しはかった。

 残り19試合で史上初の50-50に4本塁打、4盗塁と迫る。指揮官は「彼が本拠地で達成してくれることを本当に願っている」と“要望”。「ショウヘイのファン、そして野球ファンとして、今までに一度も起きなかったことをぜひ見てみたい」と期待した。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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