大谷翔平のHR確認で珍要求「No,ズームインしないで」 真相解明に必死すぎる敵軍放送局

46号を放ちベンチで迎えられるドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
46号を放ちベンチで迎えられるドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

打球に寄るリプレー映像に実況「引き続けてください」

【MLB】ドジャース 4ー0 ガーディアンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたガーディアンズ戦で46号ソロを放つなど2連勝に貢献した。右翼ポール際への大飛球は審判によるレビューとなったが、敵軍放送局はこの間、真相を求めるがあまりにまさかの“要求”を行っていた。

 1-0の5回1死、大谷は打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、飛距離450フィート(約137.2メートル)、角度34度で自身最多タイとなる46号を叩き込んだ。しかし審判はレビューを行い、長い“待ち時間”となった。

 ガーディアンズの地元放送局「バリースポーツ・グレートレークス」の解説リック・マニング氏は「ファウルかと思いましたが。彼は煙が出るような打球を飛ばしました。あれよりも強い打球は打てないですね」とため息だった。

 同局のリプレー映像が流れると、実況のマット・アンダーウッド氏は「(映像を寄せるのではなく)引き続けて下さい」とまさかの懇願。同氏の指示を受けたカメラクルーが映像の引き寄せ具合を調整するも、“呼吸が合わない”事態に。「逆に行ってください。反対方向です。No no、ズームしないでください」と試行錯誤するやり取りが続いた。

 結局、本塁打の判定は変わらなかったものの、真相解明に放送局も“悪戦苦闘”。歴史的「46-46」の裏側で起きた珍場面だった。

(Full-Count編集部)

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