阪神・佐藤輝明が「JERAセ・リーグAWARD」大賞 レジェンド絶賛…取り戻した本来の打撃

阪神・佐藤輝明【写真:小池義弘】
阪神・佐藤輝明【写真:小池義弘】

9月9日のライブ配信「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」で大賞を選出

 リーグ公式表彰「月間JERAセ・リーグAWARD」8月度の大賞が9日、発表された。ノミネートされた6選手の中から、公式配信番組「JERAセ・リーグ レジェンドLIVE」内で6球団のレジェンドOBによる選考が行われ、阪神・佐藤輝明内野手が受賞した。

 ノミネートされていた選手は佐藤輝の他に、巨人・菅野智之投手、ヤクルト・村上宗隆内野手、DeNAのタイラー・オースティン内野手、中日・細川成也外野手、広島・菊池涼介内野手だった。レジェンドOB6人による投票は佐藤輝が4票で、菅野が2票。佐藤輝に軍配が上がった。

 佐藤輝は8月、25試合に出場して打率.287、6本塁打21打点をマークした。4日のDeNA戦で3ランを放つなど3安打、21日のヤクルト戦は先制打&ダメ押し2ラン、23日に広島戦で2安打2打点、31日の巨人戦では逆転3ランを放つなど勝負強さが光った。

 MCを務めた広島OBの前田智徳氏は「内容も良かった。内容も結果も伴っていた」と絶賛。阪神OBの鳥谷敬氏は「(佐藤輝が)打って試合を決める試合が多かった。やっと本来の打撃が戻ってきたと思います」と評した。

 昨年新設された「月間JERAセ・リーグAWARD」は、JERA セ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)で、公式記録員が勝利に最も貢献した選手を独自の視点でノミネート。月間単位でチーム別に集計を行い、最多回数の選手をチーム代表選手として選出する。

「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」の中で、レジェンドOB6人によって月間大賞選手が選ばれる。さらに、年間の総ノミネート数を基に、上記と同様の過程を経て「年間大賞」選手が1人選出される。3・4月度の「月間AWARD」はヤクルトのミゲル・ヤフーレ投手、5月度は広島・小園海斗内野手、6・7月度は中日・高橋宏斗投手が受賞した。

 選考を行う6球団のレジェンドOBは以下の通り(敬称略)
・阪神 鳥谷敬
・広島 前田智徳
・DeNA 佐々木主浩
・巨人 高橋由伸
・ヤクルト 宮本慎也
・中日 川上憲伸

(Full-Count編集部)

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