今永昇太、13勝目も「気にしない」 大谷翔平の大飛球は「運が味方してくれました」

13勝目をあげたカブス・今永昇太【写真:Getty Images】
13勝目をあげたカブス・今永昇太【写真:Getty Images】

敵地・ドジャース戦に7回89球6安打3失点で13勝目をマーク

【MLB】カブス 6ー3 ドジャース(日本時間11日・ロサンゼルス)

 カブスの今永昇太投手が10日(日本時間11日)、敵地でのドジャース戦に先発し、7回89球6安打3失点の投球で今季13勝目をマークした。試合後には取材に応じ、大谷翔平投手から打たれた大飛球について「その時の運なので。運が味方してくれました」と口にした。

 大谷との今季2度目の対戦。第1打席は遊飛、無死一、二塁で迎えた第3打席は併殺で打ち取った。5回の第3打席は右翼後方に特大の飛球を打たれたが、柵越えとはならず安堵の表情を浮かべた。「勝負の世界というのは紙一重。あれがホームランかアウトかはその時の運なので。今日は運が味方してくれました」と引き締めた。

 今永は3本の被弾を浴びたものの7回まで粘投。8回に打線がつながり、鈴木誠也外野手の適時打から相手の失策もあって一気に逆転して13勝目を挙げた。しかし、「自分につく白星は気にしない。チームにつく勝利は気にしますが」と白星にも笑顔は見せなかった。

 また、試合前は調子が悪かったと告白。しかし、この日復帰登板となった山本由伸投手の投球を見て「このままではチームが劣勢に追い込まれると思った。3失点したけど、彼の投球が僕を引っ張ってくれた」と“感謝”を口にした。

(Full-Count編集部)

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