ジャッジ、自己最長16試合ノーアーチ 年56HRペースへ後退…本拠地ファンも落胆

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

51本塁打、126打点、OPS1.136は両リーグ1位も…

【MLB】ヤンキース 2ー1 Rソックス(日本時間13日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は12日(日本時間13日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に「3番・中堅」で先発出場。4打数1安打を記録したが、本塁打は生まれず。これで16試合連続ノーアーチとなり、自己ワーストを更新した。試合は延長戦の末にヤンキースが2-1で勝利している。

 8月25日(同26日)のロッキーズ戦で1試合2発を放ち、今季51号に到達。しかし、その後は不振に陥り、前日11日(同12日)のロイヤルズ戦では3打数1安打ながらも本塁打なし。2017年に記録した自己最長タイの15試合連続で本塁打がなかった。

 迎えた12日(同13日)の宿敵レッドソックス戦。第1打席は右翼席ギリギリまで飛ばす当たりも右飛に。第2打席も痛烈な当たりを飛ばしたが、中飛に終わった。第3打席は併殺、第4打席は中前打を放ったが、この日も快音が聞かれず。16試合連続ノーアーチで自己ワーストを更新した。

 8月は14日~25日(同15~26日)にかけて10戦9本塁打の大爆発。2022年に自身が樹立したア・リーグ記録の62本塁打超えも期待されていた。しかし、まさかの失速で56発ペースに後退。それでも、51本塁打、126打点、OPS1.136は両リーグ1位を維持している。長いトンネルをいつ脱するだろうか。

 試合は初回、ヤンキース先頭のグレイバー・トーレス内野手がソロを放って先制。5回にレッドソックスが追い付くと、以降は両軍チャンスを作りながらも1本が出ずに延長戦へ突入。タイブレークで始まる10回、ジャッジの前を打つフアン・ソト外野手が中前へ適時打を運び、移籍後では初のサヨナラ打を決めた。

(Full-Count編集部)

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