“大谷ライバル”が深刻な不振 21試合HRなし…3冠王候補が無冠の可能性

ブレーブスのマルセル・オズナ【写真:ロイター】
ブレーブスのマルセル・オズナ【写真:ロイター】

16試合ノーアーチのジャッジだけでなく…オズナも大不振

 ドジャース・大谷翔平投手が前人未踏の「50-50」へ突き進む一方で、ライバルが不振に陥っている。ブレーブスのマルセル・オズナ外野手は11日(日本時間12日)の試合を終えて、直近21試合90打席で本塁打なし。打点王争いでも3位に後退しており、“無冠”でシーズンを終える可能性も出てきた。

 昨季40本塁打100打点をマークしたオズナは、今季も開幕から好調。3冠王も射程に入っていたが、本塁打は8月20日(同21日)の37号を最後に出ておらず、2本差だった大谷との差はもう10本差になった。

 9月は10試合を戦い、まだ本塁打、打点ともにゼロとなっている。打率は大きく下げてはいないものの、ルイス・アラエス内野手(パドレス)が一気に打率を上げて打率争いでは2位。打点でも大谷やブルワーズのウィリー・アダメス内野手に次いで3位となっている。

 X(旧ツイッター)ではファンから「オズナが不振だ、今シーズンは終わったな」「最もひどいスランプに陥っているのは誰だ……ハーパーかオズナか」「オズナ、打ってくれ」「あんなに打ってたのに信じられない」「ジャッジ、オズナ両選手ともいきなりHR止まりましたね」といった声があがった。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が16試合ノーアーチで、リーグ記録更新へ大きくペースダウン。両リーグの大砲がスランプに陥っている。

 休養日を挟み、13日(同14日)からは本拠地で大谷も所属するドジャースとの4連戦に臨む。チームはワイルドカードでのプレーオフ進出へ負けられない状況。オズナの復活が待たれる。

(Full-Count編集部)

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