先発全員安打の鷹が5連勝! オスナが復帰…ロッテ小島が10勝目、14日のパ・リーグ

オリックス戦で最終回を締めたソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:栗木一考】
オリックス戦で最終回を締めたソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:栗木一考】

モイネロは6回2安打無失点の好投で11勝目

 ソフトバンクは14日、京セラドームでのオリックス戦に10-1で勝利し、5連勝を飾った。3回まで無安打に抑えられるも、終わってみれば計11安打の猛攻で10得点。先発したリバン・モイネロ投手は6回を投げて無失点の好投で、今季11勝目をあげた。

 打線は3回まで無安打と、相手先発ルイス・カスティーヨ投手に苦戦。それでも4回、先頭・川瀬晃内野手の安打と進塁打で2死二塁とすると、山川穂高内野手の適時打で先制した。

 5回には、正木智也外野手、柳町達外野手の連打で無死二、三塁の好機をつくると、甲斐拓也捕手の適時打で1点を追加する。続く川瀬の四球などで2死満塁とすると、栗原陵矢内野手に3点適時二塁打、山川に適時打が生まれ、この回一挙5得点をあげた。

 さらに6回、甲斐の四球と牧原大成内野手、川瀬の連打で1死満塁の好機を演出すると、緒方理貢外野手の適時三塁打で3点を追加。なおも1死三塁から内野ゴロの間に1点を奪い、リードを広げた。

 7回は、2番手・大山凌投手がレアンドロ・セデーニョ内野手に13号ソロを被弾したが、8回は又吉克樹投手、9回をロベルト・オスナ投手が無失点で締めた。

小島が7回5安打無失点で2年連続2桁勝利 ロッテがスミ1勝利

 ロッテはベルーナドームで西武に1-0で勝利した。投手陣が完封リレーを披露し、初回の得点を守り抜いた。

 ロッテは初回、無死一塁から藤岡裕大内野手の安打で一、三塁とチャンスをつくると、グレゴリー・ポランコ外野手の併殺打の間に1点を先制。先発・小島和哉投手は、1回に2死三塁のピンチを背負うが、後続を三振に仕留める。5回まで2安打に抑える好投を披露すると、6回と7回はピンチをしのぎ、7回122球5安打1四球10奪三振無失点の快投でマウンドを降りた。

 8回を鈴木昭汰投手が無失点でつなぐと、9回は益田直也投手が3者凡退で締めた。

(「パ・リーグ インサイト」西嶋葵)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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